プログラムの完成

このページの内容はMac OS X Tigerユーザー向けです。 macOS Sierraユーザーの方は次のページをご覧ください。

第2章 準備(macOS Sierra)

ソースコードのコンパイル

Javaのソースコード(ファイル)をコンパイルすることで、プログラムは完成します。 ここでは、基本中の基本、ターミナルによるコンパイルを説明します。
まず、ターミナルのアイコンをダブルクリックして起動します。

図 2-5 : ターミナルのアイコン

起動すると次のようなウィンドウが現れます。

図 2-6 : ターミナルのウィンドウ

この例ではiMac:~ okera$と表示されています。これはどういう意味でしょう。これはプロンプトと呼ばれ、次のような意味を持っています。

<ホスト名>:<現在のディレクトリ名> <ユーザ名$>

ターミナル起動時のディレクトリ位置は~になっています。~というのはホームフォルダ(ディレクトリ)を表します。また、私の場合ホスト名がiMacに設定してあります。

次にソースコードを保存したフォルダに移動するために、cdコマンドを使います。

cd <移動する先のフォルダ>

という形で入力します。cdと<移動する先のフォルダ>の間にスペースが入っていることに注意してください。
特に

cd ..

と入力すると一つ上のフォルダに移動できます。また、単に

cd

と入力するとホームフォルダに移動できます。覚えておくと便利でしょう。

図 2-7 : ソースファイルのある場所へ移動する

上の例では、始めにiMac:~という場所にいたので、cd JavaIntro/ch02/Hello01と入力することで、iMac:~/JavaIntro/ch02/Hello01に移動することができました。
さあいよいよコンパイルです。 次のような形でjavacコマンドを入力してください。

javac <ソースファイル名>
図 2-8 : javacコマンドでコンパイルする

上の例では

javac Hello01.java

と入力しているので、現在いるディレクトリ(フォルダ)の中のHello01.javaというソースファイルをコンパイルしたことになります。ここでは「.java」を付け忘れないように注意してください。コンパイルには少し時間がかかり、終了しても何もメッセージは出ず、ただ「iMac:~/JavaIntro/ch02/Hello01 okera$」とだけ表示されました。
もしもエラーが表示された場合は、もう一度コードを見直して、間違いが無いか確かめてください。それでも間違いが見つからないときは、Javacコマンドの入力が間違えている可能性があります。ソースファイルなどが正しく入力されているか確かめてください。

プログラムの実行

さてここでHello01フォルダを開いてみると、Hello01.classというファイルができていることが確認できます。

図 2-9 : クラスファイルができている

このHello01.classこそが完成したプログラムであり、クラスファイル(バイトコード)と呼ばれるものです。しかし残念ながら、これをダブルクリックしてもプログラムを起動することはできません。
ここでまたコマンドの出番です。 次のような形でjavaコマンドを入力してください。

java <クラス名>
図 2-10 : javaコマンドで実行する

上の例では

java Hello01

と入力しています。クラス名はHello01です。Hello01.classではないことに注意してください。画面に
Hello Java World!
と表示されたなら成功です。おめでとうございます。
ソースファイルの作り方と、コンパイル、実行の方法を一通り理解できたことと思います。これでJavaの勉強をするための最低限の準備が整いました。

ターミナルでの日本語表示

今回は関係なかったのですが、今後ターミナルで日本語を表示する場合もあります。
日本語を表示するために、[ウィンドウ設定...]を選び、ターミナルインスペクタを表示します。そして、[ディスプレイ]の[文字セットエンコーディング]で[日本語(Mac OS)]を選び、[設定をデフォルトとして使用]ボタンを押してください。

図 2-11 : [ウィンドウ設定...]を選ぶ
図 2-12 : ターミナルインスペクタ

これで日本語が表示できるようになりました。