Javaプログラムの構成
第2章でコンパイルしたHello01.javaの内容にそって、Javaの基本を説明していきたいと思います。
プログラムはクラスからなる
Hello01.java(再掲)
class Hello01 { public static void main(String args[]){ System.out.println("Hello Java World!"); } }
まず最初にコード全体の構造をつかみましょう。コードの次の部分に注目してください。 これがコードの全体像であり、クラス(class)と呼ばれるものです。
class Hello01 { ... }
一般的にクラスは次のような構文になっています。
構文 : クラス
class クラス名 { ... }
今回のコードでは、クラス名がHello01となっているわけですね。 クラス名を決めるときは識別子(第4章)の規則を守らなければなりません。 また、クラス名の先頭の文字は大文字にするのが原則となっています。 クラスの内容は{と}の間の...の部分に記述することになります。 このような{から}までのかたまりをブロックとよびます。 ブロックはひとかたまりの内容や処理を表すときに使われます。
Javaのプログラムは必ず1つ以上のクラスから成り立ちます。 Javaのプログラムを書くということは即ち、クラスを書くということなのです。 ところで、Hello01というクラスをHello01.javaという名前で保存しましたね。 Javaではソースファイル名は、ソースコードの中で定義したクラス名に拡張子.javaを付けたものにすることが原則となっているのです。
Javaのプログラムは1つ以上のクラスから成り立つ。
処理はどこから始まるか
Javaアプリケーションにはmainメソッドというものが必要です。 このmainメソッドのブロック内の1行目こそが、アプリケーションが実行されたときに最初に実行される部分なのです。 ではこのmainメソッドの部分に注目してください。
public static void main(String args[]){ ... }
さて、ここでpublic static voidとかString args[]などの意味が気になるところですが、後に詳しく説明しますので、今はそういう決まりごととしてさらりと流してください。
とにかくJavaアプリケーションには必ずmainメソッドといものが必要だということは覚えておいてください。
次にブロックの内容に注目しましょう。Javaの処理の最小単位を文と呼び、最後に;(セミコロン)を付けます。このブロックの中にはただ一つの文が含まれています。これはHello Java World!という文字列を画面へ出力する文です。Javaでは文字列は""で囲んで表すことも覚えておいてください。
System.out.println("Hello Java World!");
通常ブロック内の1行目から順番に処理が進んでいきますが、Hello01のmainメソッドの中には文が一つしか有りませんから、その処理が終わるとプログラムは終了することになります。
一般的には文字列を画面へ出力したいときは次のような構文になります。
構文 : 文字列の画面への出力
System.out.println(出力したい文字列);
ここでもSystem.out.printlnなどというややこしいものが書かれていますが、これについても後ほど詳しく説明しますので、今はやはりさらりと流してください。
さて、Hello01.javaという非常に簡単なコードに沿ってJavaプログラムの構成を説明しましたが、お分かりいただけたでしょうか。